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埼玉県さいたま市「多万里」のカツ丼

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多万里-01

東北新幹線の乗車数分前。ガラス越しに見える西口の繁華街は自分にとってお馴染みの景色です。
一方、小さな商店街とバス路線が縦横無尽に駆け巡る東口。その一角に佇むのがこの食堂。
昔ながらの和的な佇まいと、店頭に貼られたラーメンやチャーハンといった文字とのミスマッチが心をくすぐります。

ガラガラと引き戸の先に広がるのは食券売り場。その上に貼られた大量の短冊は麺料理とご飯料理とに分かれていて、友人と共に組み合わせに悩んでしまいます。
でも、見慣れた光景なのかせっつくこともなく、おばちゃんが優しく見守ってくれます。
お代と引き換えに手元に渡されたプラスティックの食券。色違いの楕円形を受け取ると、食堂というテーマパークに入園したって感じです。

多万里-02
まずは、餃子の登場。ヘルシー系で街場系。パリパリの皮にニンニクの効いた餡の香りが、箸を積極的に動かします。

多万里-03
お次はチャーハン。大きめにカットされたチャーシューやナルトがゴロゴロと。ご飯と具の量が対当なぐらいにカラフルな色合いです。

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そして、カツ丼の登場。煮込みしっかり玉子もしっかり。白く覆われたカツにじんわりと煮汁が染み込んでいるのが分かります。

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厚みも適度な約1センチ、重すぎる軽すぎず。甘辛い味わいに染まったごはんを頬張りカツを頬張る。この流れを昼間からビールと共に堪能できるなんて…もう、天国です。

他のテーブルを見てみると、タンメンを食べているお客さんが多かったのですが、自分の次回の狙い目は、

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友人が注文した、ビジュアルに惹きのあるあんかけ焼そば、これで決まりです。

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